社名株式会社MJビーフ
所在地島根県松江市西嫁島3丁目3-10
社員数15名
業種卸売業(牛肉)
ホームページhttps://mj-beef.com/
主な事業内容:和牛経産ブランド「熟豊和牛」肉の販売・その他国産牛の販売

Q1.導入された製品・サービスは?

入出荷管理システム「トレ庫」と販売管理システム「販売大臣」をご導入。時間のかかっていた入出庫処理を効率化し、商品のトレーサビリティ機能を向上させる事に成功されました。

Q2.ご導入前の課題と導入効果を教えてください

代表取締役社長 友塚順子様

Q.:入出庫処理にどのような課題を持っておられたのでしょうか?

A:仕入れた肉をカット業者に出して、スーパーなどの小売店様に納入しているのですが、主に入荷業務に業務負荷がかかっていました。販売が伸びるほどに入荷数量も増加し、商品を検品する作業も増大します。稀に注文と違うものが入荷すると、再注文となり入荷待ち処理がいつまでも終わりません。そして在庫が確定しないと売上処理にも影響が出ます。事務社員も営業社員も毎日大変な負荷がかかっていました。

Q:導入効果はいかがでした?

A:入出荷管理「トレ庫」の導入効果は絶大でした。まず、入荷品のバーコードを読み取る事で、送付表との突合せ処理を行い、在庫が確定します。商品に間違いがあればその商品のバーコードを読み取り出庫処理をします。在庫品は販売大臣と連携し、売上伝票の発行までシームレスに行います。

Q:それはすごい効果ですね!事務作業に取られていた時間が激減したという事は、仕事が楽になったということですね?

A:はい、効率化したぶん営業活動の時間が長く取れるようになりました。さらに、トレ庫の活用範囲は拡大しています。
食品衛生管理HACCP(ハサップ)に準拠した製品管理をする中で、問題となる個体が発見された時はまさにトレ庫のトレーサビリティ機能が本領を発揮します。
当社の製品はすべての工程においてバーコード管理を組み込んでおり、安心安全な牛肉をご提供できます。今でも社員が自らトレ庫の活用方法を模索し続け、進化を続けています。

Q:なぜはらぶんからご導入いただいたのでしょうか?

A:創業時に販売大臣をご提案・導入いただいた経緯もあり、販売大臣と連携できるとご提案いただきました。また、他メーカー品に比べてコストも安かったという事もあり、即採用させていただきました。

Q:社員さんがどんどん増えていらっしゃいますが、業務効率化によるところだけとは思えません。どんな理念で企業経営なさっているのでしょうか?

A:創業35年になる食肉卸売業の歴史と、前社長であり創業者から経営理念を受け継いで学びの日々です。その中で私は、心を表すのは形であると考えております。感謝の心はお礼の言葉であり、挨拶の心はお辞儀であるように、私達が信念を持って創業者から受け継いだ心は、熟豊和牛と言う形となり、和牛経産牛の美味しさを皆様へお届けできるよう、日々邁進しております。「変革なくして、継続無し!」をモットーに社員一丸となり、突き進んで参ります。

MJビーフ様の企業理念

皆様には平素よりご高配を賜り誠にありがとうございます。
食の安全を理念に「機動的かつ信頼のある商売」を目指し、食肉の販売業を営んで参りました。昨今の世界情勢不安により食品の供給不足や価格高騰が叫ばれる中、わたしたち食肉業界に携わる企業は、今こそ一つになる必要があると感じています。

地産地消というキーワードによって、地方ごとのブランド牛が誕生するなか、世界では「WAGYU」という一つの商品名によって輸出入が行われています。 わたしたちが競合するべきは世界の牛であり、隣町の牛ではありません。無駄な競合・低価格競争は業界をさらに地盤沈下させる悪循環を産んでいます。わたしたちが守るべき・残すべきものは「日本の牛JAPANBEEF」ただ一つです。 こうした商いの「輪」の精神によって、日本和牛はひとつになる。この創業の地、松江から食肉業界を盛り上げて参りたいと思います。

牛づくり 人づくり 商いの輪 これがわたしたちの願いです。

創業者 石飛盛夫様