「出雲ブランド認定」寺西化学工業様の出雲工場を見学しました

令和7年3月4日、寺西化学工業の「マジックインキ※」シリーズが出雲ブランド商品に認定されました。はらぶんでもたくさんのお客様にお買い上げいただいている定番商品であり、今回のブランド認定は大変嬉しいニュース。そこで寺西化学工業様に特別な許可をいただき、通常は公開されていない出雲工場を特別に見学させていただきましたので、製造現場についてもご紹介させていただきます。
※ 「マジック」「マジックインキ」は株式会社内田洋行の登録商標です。

■出雲ブランド認定商品とは?

出雲のブランド力を活用し出雲の知名度やイメージを高める製品に与えられる称号。寺西化学工業は2020年コロナ渦に、大阪にあった生産拠点を出雲に移転。主力製品「マジックインキ」シリーズを含む製品のほとんどを出雲工場にて生産する体制となり、まさに出雲から日本中そして世界へと出荷されていく事になった。

■寺西化学工業とは?

日本で最初の油性マーカー マジックインキ 大型を開発。1916年(大正5年)に創業し、2025年現在では創業109年を迎える超老舗。「?」マークの可愛らしさに惹かれ、コミックやゲームのキャラクターからコラボ依頼も絶えない。

  ■出雲ブランドとしての魅力

製品のほとんどを出雲工場で生産しているだけでなく、製品の箱詰めなどは地域の福祉施設に委託することで雇用機会の創出にも貢献。(写真は出雲工場)

主力製品であるマジックインキ 大型の生産ラインの一部。たくさんのマジックたちが流れて行く様子は見ているだけで楽しい。

工業製品として生産力を維持するには製造機械の導入は必須だが、寺西化学工業では製造機械の1つ1つに名前を付けているのが特徴的。

名前を付けている理由について
「ものづくりをするものとして製造機械は大事なパートナー。愛着を持って大事に接するために1台1台に社員から募集した名前を付けています。」と長尾工場長は語る。

また寺西化学工業の油性インクは16色もあり、その調合には秘伝のレシピがある。実はそのインクの調合は職人が手作業で行っており、タンクに流し込む作業も混入物が入らないようにと職人の目が光る。そんな機械化だけでない職人的な作業によって1本のマジックインキが作られているのだ。

たくさん積み上げられた出雲ブランドのマジックたち。ここから国内外に出荷されていく。

今後も寺西化学工業様の今後のさらなる発展に、はらぶんも微力ながら貢献したいと考えています。このブログ記事がマジックインキシリーズを知っていただけるきっかけになれば幸いです。長尾工場長様をはじめ出雲工場の職員の皆様、見学・取材へのご協力をいただき誠にありがとうございました。

寺西化学工業の公式サイトはこちら

カテゴリー: 活動報告

0件のコメント

コメントを残す

アバタープレースホルダー

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です